常盤群島は慣例的に13の地域に分けられている。
首州は,
西北部の湾陽(わんよう),湾陰(わんいん)。
西南部の河首(かしゅ)。
北部の首北(しゅほく)。
中部の首内(しゅだい)・湖庭(こてい)。
南部の海陽(かいよう)。
東部の海西(かいせい)。
亜州は,
北部の亜北(あぼく)。
中部の亜内(あだい)。
南部の亜南(あなん)。
西部の海東(かいとう)に分けられる。
そして,背州地方がある。
湾陽・湾陰の「湾」とは,有帆(ありほ)湾を指す。
「陽」とは,川や海の北側,山の南側の事をあらわし,
「陰」とは,川や海の南側,山の北側の事をあらわす。
「湾」は海であるから,
有帆湾の北側の地域を「湾陽」と称し,
有帆湾の南側の地域を「湾陰」という。
同様に「海陽」も南海の北側にあることからの名付けである。
「河首」の「河」は,常盤最大の河川 真秀川(まほがわ)であり,
「首」は「はじめ」という意味である。
真秀川の源流があるために「河首」という。
「湖庭」の「湖」は,月形湖という常盤最大の湖の事をさす。
文字通り月形「湖」の「庭」のような地域という意味で,
「湖庭」という呼称ができた。
また,首州の東が海西で,亜州の西が海東と紛らわしいが,
これは,首州の東部が内「海」の「西」にあり,
亜州の西部が内「海」の「東」にあるための呼称である。
