リーフランドは,
北海に注ぐフリュー川河口に存在する。
フリュー川は,レイア大陸西部を横断する大河である。
国土を横切るフリュー川の流れと,
その河口デルタは,葉脈の様にも見え,
そこからこの地をリーフ(葉)ランドと
呼ぶようになったとも言う。
東のヴァナディースと南のサンセに挟まれ,
対岸にレーヴェ島を望む地の利から
古来,海上交易が盛んな地域であった。
15世紀初頭,
神聖イリオン帝国の皇帝家 リンドグレン家は,政略結婚によって
リーフランドの支配権を得た。
皇帝テオドル3世は,
長男アレッサンドロ(アレクサンデル,アレッサンドロ3世)には,
イストラとリーフランドを譲り渡し,
次男ミカル(ミカル1世)には,リンドグレン家代々の所領 ニイマルクと
皇帝位を始めとする神聖イリオン帝国に関する自身のすべての地位を譲った。
ここに,リーフランドは,イストラ領リーフランドとなった。
しかし,リーフランドは新教徒が多数を占める地域であったため,
旧教を強制するアレッサンドロ3世に対して独立戦争を仕掛けた。
リーフランドは16世紀の中葉には,実質的にイストラから独立していたが,
1588年のノールエルヴァン条約で正式にその独立を承認された。
ノールエルヴァン条約とは,
最初の国際戦争と言われるヴァナディース戦争の終戦条約である。
16世紀の中葉以降,リーフランドは,
東南アリア島嶼部におけるペルトナ勢力圏を侵奪,
香料貿易を独占し始め,海洋帝国を築いていく。
