エクシャ半島一帯の地域。
地中海に面している。
南の対岸はテルメ大陸,
北はヴァナディースとニイマルク,
北西はサンセと接している。
エクシャは,古代にはイリオン帝国の中心地であった。
4世紀前期には,イリオン帝国が東西に分裂,
5世紀初頭には,エクシャが属する西イリオン帝国は,
ウルリックによって滅亡する。
ウルリックは,エクシャを制した十数年後には,
東イリオンの後ろ盾を得たアダルベルト率いるバルト族によって
滅亡,エクシャにはバルト王国が建設された。
しかし,アダルベルトの死後,バルト王国は衰退,
東イリオン帝国によって滅亡を迎えた。
東イリオン帝国は,帝国発祥の地を奪還したのである。
けれども,それは一時のことでしかなく,
6世紀初頭には,フォルク族がエクシャの大半を制覇してフォルク王国を建てた。
とはいえ,そのフォルク王国も
エクシャ全土を統一することはできず,イリオンの教皇や,
東イリオン帝国と抗争を繰り返している。
8世紀前期には,シンケル王国のアレクシス大帝が,
イリオン教皇を支援してフォルク王国を滅亡させ,
エクシャの北半を王国の版図に組み込んでいる。
10世紀には,東シンケルのオーロフが,
イリオン教皇より戴冠を受け,神聖イリオン皇帝となるが,
これ以降は,歴代皇帝がエクシャ王を兼任するようになった。
しかし,レイア世界に確固たる権威と権力を確保し始めたイリオン教皇と,
神聖イリオン皇帝は,しばしば権力闘争・領土紛争を引き起こす。
エクシャ王として,エクシャに介入する皇帝と,
教皇は対立し,たびたび戦争状態に突入したのであった。
結局,エクシャでは,南部の東イリオン帝国,島嶼部のパルミラ人,
イリオンの教皇,北部の皇帝派など諸勢力が割拠する状態が,
中世を通じて続くこととなる。
こうした中,パルミラ人や東イリオン帝国から古典文化の影響を受けて,
13世紀から16世紀には,
古典文化復興を目指すルネサンスがエクシャを中心として起こる。
ルネサンスは,レイア世界の諸国に波及し,
その後のレイア世界の近代化にとって大きな役割を果たすのであった。
