諸国 マトリア

マトリアは,東レイア平原に存在する。
北西には,アルヴァビア半島があり,
西はガトキアと接する。

9世紀前半に,ラナマン人 アリヴィアンが
マトリアに進出,オジフシェゴロトを征服した。

アリヴィアンの一族は,
マトリアで勢力を拡大,
東スヴェト人の居住地域に国家を形成する。

やがて,マトリアに進出してきた
ラナマン人はスヴェト人に同化していった。

10世紀には,アリヴィアンの曾孫に当たる,
トゥルゴヴィシュテ公フセヴォロドが,
マトリアの地を統合する。

フセヴォロドの時代には,
東イリオン帝国の影響を受け,
マトリアは東方教会世界に入っていく。

フセヴォロドにより統合されたマトリアは,分割相続により,
諸国が分立することとなった。

12世紀の中葉には,マトリアはダシュ人によって征服され,
その支配下に入る。

マトリアのベルスク公国は,ダシュ人支配の下,
徴税執行役を担当して,勢力を拡大,
14世紀にはダシュ人の支配から脱した。

ベルスク公国は版図を広げ,
さらにマトリアにおける東方教会の長 府主教の本拠も,
ベルスクにおかれることとなった。

宗教的にもベルスクがマトリアの中心となったのである。

大公国へと成長したベルスクでは,
アレクセイ2世が,皇帝を称する。

東イリオン帝国の中断を受けてのことであり,
アレクセイが,東イリオン帝室の皇女 ソフィアから生まれたからでもあった。

15世紀には,アレクセイ3世が現れて,帝権強化を図り,
また東方へのさらなる版図拡大に成功したが,
アレクセイが崩じると,諸侯の反発が活発となる。

マトリアは,動乱期に突入し,
ガトキア・ミルジニア王国の介入を受けるに至った。